埼玉県蓮田市精神障害者当事者会「そよ風」 2019年度 第05回(通算第61回)定例会
≪スローガン≫『一人では心細いですね?大丈夫。みんなでハッピーになりましょう!』
【開催日時】2019年08月17日(土)、13:00~16:00
【開催場所】蓮田市図書館、和室
【今回の流れ】①「わかちあいについて」の読み合わせ(流れ・目的・ルールの確認)→②自己紹介→③今後の予定、報告・連絡・相談→④わかちあい??????? ※随時、休憩をとりました。
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①「わかちあいについて」の読み合わせ
わかちあいについて
― 流れに沿って、目的を共有し、ルールを守って、楽しくやりましょう ―
≪わかちあいの流れ≫
ファシリテーター(進行役)がわかちあいの流れや目的やルールを確認する。
適宜、休憩をとる。
①.流れの確認
②.目的の確認
③.ルールの確認
④.自己紹介:〇名前 または ニックネーム。
〇自分の抱えている障害。
〇簡単な趣味・興味。
〇報告・連絡・相談。
⑤.皆で話し合いたいテーマがあれば話し合う。
⑥.最後に参加しての感想を話す。
≪わかちあいの目的≫
~一人では心細いですね?大丈夫。みんなでハッピーになりましょう!~
蓮田市には潜在的に多くの精神障害者が存在している。過去に精神疾患を患った人、今まさに精神を病んで苦しんでいる人がいる。平成28年版障害者白書によると、日本に392万4千人の精神障害者がいるとされる。蓮田市の人口6万人強のうち、精神障害者福祉手帳取得者はわずか439人(平成28年3月31日、埼玉県立精神保健福祉センター出典)である。世界的にノーマライゼーションの流れが加速する中、蓮田市内には精神障害者に対する差別や偏見がいまだ根強く存在する。精神障害者の家族・親族が、周囲の人から差別や偏見を受けることを恐れ、身内の障害を周囲に明らかにすることすらできない。当会は精神障害者やその家族・親族が偏見や差別を受けることなく、精神障害者が自立(自律)できる地域社会を築くことを目的とする。
≪わかちあいのルール≫
1.この当事者会では、皆が同等・対等の仲間です。
2.一人ずつ順番に。発言は強制しません。パスもあり。
3.今はダメでも後回しでお話しできるかもしれません。
4.全員が均等に発言できるように心がけましょう。
5.他者の発言中は割り込まず、言いっぱなし、聞きっぱなし。
6.個人的な非難・批判・意見は避けましょう。
7.討論・議論する場ではありません。
8.話し合いの内容は外部へ持ち出さないようにしましょう。
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②自己紹介(名前もしくはハンドルネームと、近況報告) ☆参加者6名
③今後の予定、報告・連絡・相談
☆2019年09月21日(土)「そよ風」定例会開催予定(13:00~16:00、図書館、和室)。
〇2019年10月12日(土)蓮田市障がい者団体連絡協議会の学習会(10:00~12:00、関山分館)。
☆2019年10月19日(土)「そよ風」定例会開催予定(13:00~16:00、図書館、和室)。
〇2019年10月20日(日)蓮田スポーツフェスタ(パルシー多目的広場(外のグランド))。
〇2019年12月08日(日)障害者週間「ふれあいかがやきステージ」(14:00~15:30、ハストピア)。
〇2020年02月08日(土)市民公開講座(ハストピア多目的ルーム)。
★『懇談の必要性について』 蓮田市福祉課障がい福祉担当 大塚様との面談資料
日時:2019年08月05日(月)、10:00~11:30
【目的】 市と三団体(当事者会「そよ風」・家族会「かもめ会」・NPOかもめ)が一致して目指せる方向性を明確にすることが目的です。四者で異なる方向性を掲げていては、地域の保健福祉は充実するどころか、立ち遅れていくことになると思います。
【手段】〇目的を達成するには市と三団体が懇談を重ねることが大切です。
〇定期的な四者懇談を開催できるよう、調整・段取りをお願い致します。
〇まずは、地域の精神保健福祉を実のあるものとしてきた実績を持つ岩上さんに、懇談に入って頂き、
方向性を統一することが有効と思われます。
≪当事者会「そよ風」の方向性をご理解下さい≫
[目的] 当会は精神障害者やその家族・親族が偏見や差別を受けることなく、精神障害者が自立(自律)できる地域社会を築くことを目的とする。
[方法] 〇関係者が情報を共有し、精神障害者が有効な情報(病院・薬・社会福祉制度・障害年金・社会資源・等)
を確実に得られる地域社会であることが望ましい。当会は、精神障害者が権利で認められた情報を確実
に得られるよう、互いに支え合い、助け合う場を確保する。
〇精神障害者は権利を主張するだけでなく、障害を乗り越えて生きようと努力する義務を果たすことが大切である。当会は、精神障害者一人一人が、自分らしく、生きがいを持って生きられるよう、切磋琢磨する時間を確保する。
〇特に留意すべきは、今、この瞬間も、精神障害を有するのがわからず、苦しんでいる人が必ずいるということである。当会は、このような人々の診断が遅れることなく、早期に治療を受けられ、回復されるよう、地域社会に精神保健福祉の必要性を訴える活動を行う。
[活動] 定例会の開催:大きな行事と重ならない限り、毎月、定例会を開催する。
日時:毎月、第三土曜日、13:00~16:00???? 場所:蓮田市図書館、2階、和室 ?? 会費:最低100円
最近の活動内容:わかちあいを中心とした、グループワークを行っております。一人一人が日常に抱える問題などを皆でわかちあっております。また、昨年度から、各会員がアウトリーチを意識したピアサポーターとなれるべく、サポートに必要な社会資源や概念を学ぶ機会を毎回設けております。
【社会福祉法人じりつ 岩上様からのアドバイス】
何のために、どういう活動をして、何を目指すのかを明確にすることが重要です。行き場所のない人が何人いるの?その人たちが集まってどうするの?そこに来られる人だけが集まれれば良いのでは意味がない。ひきこもりがちな人がどうしたら利用できるのか。居場所が欲しいっていうけれども、作ったところで、ひきこもっている人たちが来ることができるの?訪問活動をみんなでやった方が良いのではないか?居場所なのか、人的支援なのか。居場所を作るのはプロセスに過ぎない。プロセスを目標にしない。皆が望んでいることを目標とすべき。私たちは精神障害を抱える人が幸せになれるようにしたい。そのためにはどういうことが必要かを皆さんで話す機会を増やすべきだと思います。
★大塚様との面談の結果
★結果をふまえて考えた議題
④わかちあい
☆みんなでハッピーになれるよう、様々なことを一緒にわかちあいました。
☆今回のファシリテーターは「モアイ」さんで、わかちあいのテーマを1つ挙げさせて頂きました。「今後、そよ風の会員がピアサポーターとなっていくには、どのようなことを学ぶべきか。」
≪目標≫精神障害者やその家族・親族が偏見や差別を受けることなく、精神障害者が自立(自律)できる地域社会を築く為に、情報を確実に得られるよう、互いに支え合い、助け合う場を確保する。
互いに支え合い、助け合うには各会員の資質を高めることが必要となるでしょう。そのためのワークとして、今までに「はじめの一歩(リフレーミング)」、「アサーション」、「バウンダリー」、「スティグマ」をやりました。今回は「ピア」を学びました。
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★簡単に言うと、ピアサポーターを目指すことで、自分の生活が豊かになると思ってください。
★「そよ風」は、当事者会として、「自助・共助」を意識して、活動してきました。ピアサポーターを目指すことで、「公助」も意識できるようになるかもしれません。
★今後の学びの予定は、
- コミュニケーション ●エンパワメント ●ストレングス ●リカバリー
となっております(今回、リカバリーの説明が出てきてしまいました。m(_ _)m)。
以上、お疲れ様でした。