埼玉県蓮田市精神障害者当事者会「そよ風」 2019年度 第02回(通算第58回)定例会
≪スローガン≫『一人では心細いですね?大丈夫。みんなでハッピーになりましょう!』
【開催日時】2019年05月18日(土)、13:00~16:00
【開催場所】蓮田市図書館、和室
【今回の流れ】①「わかちあいについて」の読み合わせ(流れ・目的・ルールの確認)→②自己紹介→③今後の予定、報告・連絡・相談→④わかちあい
※随時、休憩をとりました。
①「わかちあいについて」の読み合わせ
わかちあいについて
― 流れに沿って、目的を共有し、ルールを守って、楽しくやりましょう ―
≪わかちあいの流れ≫
ファシリテーター(進行役)がわかちあいの流れや目的やルールを確認する。適宜、休憩をとる。
1.流れの確認
2.目的の確認
3.ルールの確認
4.自己紹介:
〇名前 または ニックネーム。
〇自分の抱えている障害。
〇簡単な趣味・興味。
〇報告・連絡・相談。
5.皆で話し合いたいテーマがあれば話し合う。
6.最後に参加しての感想を話す。
≪わかちあいの目的≫
~一人では心細いですね?大丈夫。みんなでハッピーになりましょう!~
蓮田市には潜在的に多くの精神障害者が存在している。過去に精神疾患を患った人、今まさに精神を病んで苦しんでいる人がいる。平成28年版障害者白書によると、日本に392万4千人の精神障害者がいるとされる。蓮田市の人口6万人強のうち、精神障害者福祉手帳取得者はわずか375人(平成26年4月1日、蓮田市福祉課調べ)である。世界的にノーマライゼーションの流れが加速する中、蓮田市内には精神障害者に対する差別や偏見がいまだ根強く存在する。精神障害者の家族・親族が、周囲の人から差別や偏見を受けることを恐れ、身内の障害を周囲に明らかにすることすらできない。当会は精神障害者やその家族・親族が偏見や差別を受けることなく、精神障害者が自立(自律)できる地域社会を築くことを目的とする。
≪わかちあいのルール≫
1.この当事者会では、皆が同等・対等の仲間です。
2.一人ずつ順番に。発言は強制しません。パスもあり。
3.今はダメでも後回しでお話しできるかもしれません。
4.全員が均等に発言できるように心がけましょう。
5.他者の発言中は割り込まず、言いっぱなし、聞きっぱなし。
6.個人的な非難・批判・意見は避けましょう。
7.討論・議論する場ではありません。
8.話し合いの内容は外部へ持ち出さないようにしましょう。
②自己紹介(名前もしくはハンドルネームと、近況報告) ☆参加者6名
③今後の予定、報告・連絡・相談
☆2019年06月15日(土)「そよ風」定例会開催予定(13:00~16:00、図書館、和室)。
☆2019年07月20日(土)「そよ風」定例会開催予定(13:00~16:00、図書館、和室)。
※2019年04月13日(土)蓮障連の総会にて、家族会「かもめ会」が市にかけ合って、環境学習館の一室を月一回利用できるようにするというお話しは、「かもめ会」の会長が市と交渉中で2・3年後になるらしいということを確認致しました。
④わかちあい
☆みんなでハッピーになれるよう、様々なことを一緒にわかちあいました。
☆今回のファシリテーターは「モアイ」さんでした。わかちあいのテーマを1つ挙げました。
「今後、そよ風の会員がピアサポーターとなっていくには、どのようなことを学ぶべきか。」
≪目標≫精神障害者やその家族・親族が偏見や差別を受けることなく、精神障害者が自立(自律)できる地域社会を築く為に、情報を確実に得られるよう、互いに支え合い、助け合う場を確保する。
互いに支え合い、助け合うには各会員の資質を高めることが必要となるでしょう。そのためのワークのひとつとして、前回は「はじめの一歩」を行いました。今回は「アサーション」を実感してみました。まずは自分がどのようなタイプかを知ることが大切です。