埼玉県蓮田市精神障害者当事者会「そよ風」 2017年度 第11回(通算第43回) 定例会
≪スローガン≫『一人では心細いですね?大丈夫。みんなでハッピーになりましょう!』
【開催日時】2018年02月17日(土)、13:00~17:00 【開催場所】中央公民館、和室A・B
【今回の流れ】①自己紹介→②今後の予定→③わかちあいの読み合わせ→④グループワーク
※随時、休憩をとりました。
①【自己紹介(名前もしくはハンドルネームと、近況報告)】
☆参加者7名 プクさん、コウさん、モアイさん、カオスさん、ケンケンさん、アイアイさん、がっちゃんさんが集まりました。
②【今後の予定】
☆2018年03月17日(土)「そよ風」定例会開催予定(13:00~17:00、図書館、和室)。
☆2018年04月21日(土)「そよ風」定例会開催予定(13:00~17:00、図書館、会議室)。
03月・04月は予定通りに開催されることが決定しました。
③【「わかちあい」の読み合わせ】
☆今一度、「わかちあい」の意味やルールを確認しました。
④【グループワーク】
☆みんなでハッピーになれるよう、一緒にわかちあいました。
☆今回のテーマは「近隣の市町村の精神保健福祉を豊かにするには?」でした。
☆今回のファシリテーターは「モアイ」さんでした。
【まとめ】皆、経済的に困っていることや、制度を手厚くして欲しいと願っている。しかし、それをサポートするはずの社会資源が枯渇しきっているのが蓮田市の現状である。皆が集まって、現状を打破することが必要。相談機関がないのだから、市の福祉課などに、継続して訴えていくことも必要。色々な人・場所・家族の病院・行政・民間との連携・マッチングをはかる存在になりたい。情報弱者なのだから、色々な医師・スタッフのユーザーコメントのようなものが必要。
〇ニーバーの祈り
神よ、天にまします父よ、私たちに変えられないものを受け入れる心の平穏を与えて下さい。変えることのできるものを変える勇気を与えて下さい。そして、変えることのできるものとできないものを見分ける賢さを与えて下さい。われらの主、イエス・キリスト。アーメン。
〇相模原障害者施設殺傷事件について
【私(そよ風代表)の主張】
確かに我々障害者が社会で生きていくには、障害年金受給・障害福祉手帳発行・自立支援医療支給などの社会制度を利用することで、社会の恩恵を受けずにいられないのは、事実である。私には、植松聖被告が「社会保障制度を利用する人は死んだ方が良い。」と言っているような気がして、憤りを隠せずにはいられない。植松聖被告は自分に精神障害があるにも関わらず、重度知的障害者の人権を無視している。明らかに障害者というよりは、差別主義者として、扱うべき人物である。2016年4月に障害者差別解消法が施行された。しかし、この差別主義者のために、2018年4月の精神保健福祉法の改正案では、措置入院患者の支援の強化が柱となった。これは支援という名の管理強化ではないだろうか。ヘイトスピーチが横行する社会で、我々は自分の存在価値や存在意義を見失いがちである。しかし、生きる価値は障害者も健常者も変わらないことを、理解し、主張すべきだと思う。精神保健福祉法改正案は2017年9月28日に衆院が解散されたことで廃案となるが、厚労省が第196回国会(2018年(平成30年)1月22日~同年6月20日までの150日間の予定)に再提出し、可決される見込みである。